人と同じで犬にも分離不安はあります!
犬は言葉が通じないので、なかなか分離不安を改善するのに苦労している飼い主さんも多くいるかと思います。
- 犬の分離不安の原因は何なのか?
- どうやったら犬の分離不安は改善できるのか?
今回はこの2つについて詳しくご紹介したいと思います!
【犬の分離不安の原因は何?】
犬の分離不安は大好きな飼い主さんと離れて過ごすことの不安から起こることが多いです。
大好きな飼い主さんと離れることにより、精神的にも肉体的にも不調をきたしてしまうのです。
精神的、肉体的なストレスが犬の問題行動を引き起こします。
これを分離不安といいます。
大好きな飼い主さんが出かけてしまったらもう帰ってこないのではないか、お留守番中に何か危険なことが起こるのではないか…という不安から分離不安となってしまうケースが多いです。
【犬の分離不安の症状はどのようなものがある?】
犬の分離不安の症状はいくつかあります。
- 下痢や嘔吐の回数が増えた
- 自分の足を噛んでいる
- 部屋の中を荒らしたり、物を壊す
- トイレを失敗するようになった
- 食欲の低下がみられる
このような症状が出たら、犬の分離不安かもしれません。
また、飼い主さんが帰宅したとき、喜びのあまりおしっこをしたり、飼い主さんの後をずっとついていくのも分離不安の症状となります。
ほかには飼い主さんが外出しようとすると異様に吠える、飼い主さんがトイレに行くとパニックになるという症状も見られることがあります。
分離不安は実にさまざまな症状があるので普段から、犬の様子細かくをチェックするのも大切なことです。
【犬の分離不安の対策方法は?】
分離不安はれっきとした病気です。
犬の精神疾患の不安障害の一種です。
あまりにも症状が酷いようなら病院に通うことも必要になってきます。
分離不安の治療には薬物療法と行動療法の2つがあります。
症状が軽い場合は自宅でのトレーニングでも改善することが期待できます。
家で分離不安の改善をする場合には、まずは飼い主さんと離れることに慣れさせます。
飼い主が出かけるのは当たり前だと学習させましょう。
また、留守番の環境も変えることが必要です。
犬が安心してお留守番をできる環境づくりが大切になってきます。
ケージにお気に入りのおもちゃを入れるとか、テレビをつけておくとかなるべく飼い主さんが自宅にいるような環境を意識しましょう。
飼い主さんが自宅にいる時も、常に犬のかまってほしい!要求にこたえることもやめましょう。
いつでも犬の要求に答えてばかりでは、飼い主さんが家にいるのは当たり前ということを学習してしまします。
家にいる時も犬の相手をしない時間をあらかじめ決めておくといいでしょう。
ほかには、外出するときにはなるべく気づかれないようにすることも大切です。
あからさまに犬に今から外出するという行動は見せないようにしましょう。
【今回のまとめ】
今回は犬の分離不安の原因は何なのか?また、犬の分離不安を改善するにはどうすればよいか?をご紹介しました。
犬も人と同じように精神疾患にかかることもあります。今の時代人間でさえも多くなってきている精神的な不安、、、動物は感じ取る能力がすごいので伝染してしまうこともあるかも。
また、犬は人と違い話すこともできないので気持ちを理解したり、伝えるのが難しいです。
犬の分離不安は珍しい病気ではありません。
もしかしたら?と思ったら、トリマーさんや獣医さんに気軽に尋ねてみるのもいいでしょう。
決して自分一人で悩まないようにしてください。
犬を飼っている友達に、このようなことがあったと相談するだけでも飼い主さんの気持ちは落ち着きます。
愛犬とお互いいい環境を築きながら生活できるように心がけましょう♪
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