事例で学ぶ!パワハラの定義&パワハラ上司の傾向と対策公開Vol.4!

リアルパワハラ上司バトルストーリー。。。ものがたりも中程に差し掛かりました。いやぁ、なんでこんなことするのか。心が痛い。。。

 

 タイトル:あなたの思考能力を奪うパワハラ奥義「ダブルバインド」

 

 

<前回のおさらいと今回のポイント>

 


プロジェクトリーダーの私(鈴木)を引きずりおろし、ポジションを奪おうとする阪田。
私を奴隷にするために奴が撮った作戦は家族を精神的に私から奪うことだった。
既に限界に達しポジションなどどうでもよくなっていた私だが、阪田はある事情から私のポジションを奪えないでいた。
そんな阪田が確実ポジションを得るために取った作戦とは。
-ダブルバインド-
相手を意のままに操るパワハラの奥義が私に襲い掛かる。

 

<阪田のクーデーターが成功しない理由>

「パワハラ」の画像検索結果
厚生労働省


完璧に思われた阪田のクーデター作戦だが、ある理由から阪田はプロジェクトリーダーになれずにいた。

それは社歴と職位であった。


そもそもプロジェクトリーダーとして迎え入れられたわけではなかった。
専門職として招かれたのであり、マネジメント職ではなかったのである。
加えて、社歴が短い。


突然の私の失脚に阪田の台頭。
私は会社の誰にヒアリングされても真実は語らない。何故なら家族を人質に囚われているから。。。。


困った会社がとった作戦は、社内の別の事業部からプロジェクトリーダーを招き入れる事である。

勘の鋭い阪田がこれを黙って見過ごすわけがない。

ではどうするか、それは私を意のままに操り、ミスを連発させ、それを阪田がカバーしたかのように見せかけ、実績を演出し部長クラスの面々から支持を得る事であった。

要は、
“この仕事は阪田じゃないと務まりませんよ”
とアピールしたいのである。

では、どうやって私にミスを連発させるか。
簡単である。私の思考能力を奪えばよい。ただのでくの棒にするのである。

私は、阪田が私に仕掛けたダブルバインドと呼ばれる手法を思い出すために、あの日に書いたノートを読み返しながらこの記事を書いている。


所々ボールペンの文字が滲んでいる。。。


理由が分からず、悔し涙を流しながら書いたのだろう。。忌々しい記憶だが書かないわけにはいかない。

ある日、形だけのプロジェクトリーダーとなった私に阪田があるミッションを命じた。

「鈴木さん。今使っているサーバ、老朽化でいつ壊れるか分かりませんよね?」
「そうですね。今のところ壊れてはいませんがそろそろ対策を考えたほうが良いですね。」


私は無難な返答をしたつもりであった。

「鈴木さんしかサーバ構成は分からないですよね。なのでリプレース計画を鈴木さん責任で進めてもらえませんか?予算なら私が上に掛け合います。」
「あ、はい。」


阪田のご機嫌を損ないたくない私は取り敢えずリプレース計画を進める事にした。

仕様を書きサーバ業者に見積もりを取る。ある程度の予算とスケジュールが見えてきたのでリプレース計画を資料にまとめた。
阪田にその事を報告し、リプレース計画について説明をした。

阪田はうっすら禿げ上がった額を真っ赤にしながら私に罵声を浴びせた。

「何勝手に見積もりなんかとってんだ!!!請求書が回ってきても面倒みねーぞ!」
「え???????」


私はパニックである。

「え?リプレース計画を進めろって話ですよね。」
「そうだ!」

口調を荒げたまま阪田は続ける。


「進めろとは言った。でも見積もりを取れとは言っていない!!」

私は意味が分からない。

「え????どうすればいいんですか?」

阪田は顎にたくわえた髭をなで、私を見下すような目でこう呟いた。

「報・連・相を知らないのか・・・」

私はキョトンとした。そんな私を見て阪田はさらに続ける。

「進め方を先に相談するのが筋なんじゃないか?こんな仕事のイロハも知らずによくプロジェクトリーダーなんかやってたな!」

この出来事を綴った私のノートにはこう書いてあった。
「後出しジャンケンじゃないか!どうやってもケチをつけられ、ミスだと詰られる。どうすればいいんだよ!」

立場が上のものが下のものに相反する命令で挟む。
どんな結果でも上は“そうじゃない。こうなんだ”と叱責する
これがダブルバインドなのである。

これをされる続けると受けた者は徐々に思考能力を奪われるのである。

同じようなことが何度も何度も続いた。


いつしか私は派遣社員から「鈴木さんは残念な社員さん」と陰口を言われるようになった。
私の作られたミスは全て阪田から部長クラスの人間に報告された。
阪田がカバーした実績も一緒に。

 

そして、桜の咲く季節に新体制が発表された。。。。

 


私のいるチームのプロジェクトリーダーには阪田の名前が書かれており、阪田の下に私の名前があった。。。

 

<今回のパワハラ対策>
今回はダブルバインドについて解説をしました。
このダブルバインドですが、正直打ち崩すのが困難です。
メモをとっても後から“そうじゃない”と簡単に覆してきます。
一番確実な防御方法は、一つ進めたら報告と確認をし、こちらに絶対的な非がない状況を作り上げる事。
そしてその内容を第三者と共有する事(メールのCCやBCCに別の人間を入れる)です。
この卑劣な手口に遭わないようお気を付けください。

 

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